「空腹感」には錯覚がある。
「空腹感」は体から糖質が減った時に起こる現象です。
体の危機を知らせる合図でもあります。
「痛い」や「気持ち悪い」等と同じで、無視してはいけない合図だと思います。
「痛い」を脳に知らせてくれなければ、血が出ている事もわかりませんし、
「痛い」を脳に知らせてくれなければ、骨が折れている事すら気づくのが遅れます。
人間の「感覚」ってものすごく大事なものです。
「空腹感」も同じ感覚の一つです。
人間の「脳」の唯一の栄養素は「糖分」だと言われています。
この糖分が体から減ってきたことは「危機」の一つでもあるわけです。
しかし、人間って「勘違い」も良くありますよね!
ほとんどの方が経験があるはずです。
「無いっ!」っていう方は・・・・いらっしゃいますか~???
そう、脳も勘違いするのです。
体の仕組み上、糖質(エネルギー)が血液を通して体中に渡れば「満腹感」に変わります。
場合によっては、脂肪が分解されて、糖質に変わって血液を巡り、体に栄養が渡った時に「空腹感」が無くなっている事も考えられます。
お腹すいていたけど、ちょっと歩いてたら「別に食べたくなくなった・・・」
なんて事有りますよね。
こんな時は本当は「運動したかった・・・」という脳の合図だったのかもしれません。
なので、”3食以外”でちょっと空腹感が出てきたら、運動してみましょう。
「更にお腹がすいた」らやっぱり「空腹感」で「糖が足りない」と思って食べましょう!
この時に、脳に「この位かな?」「もうちょっとかな?」なんて、
問い合わせしながらゆっくり、食べてみて下さい。
毎日繰り返していく事で、段々と「必要量」が見えてくると思います。
それと同時に体は適度に痩せていきます。
人によって適量に違いがあるのですが「自分自身」でその適量が見つかると、
もう太りません。痩せすぎません。
強制的な「こんだて」では「痩せすぎ」「無理」から「リバウンド」に発展します。
なので、自分自身で「体との」「食事との」付き合い方を覚えるのが、
「健康的なダイエット」への道標ですし、このブログの主旨でもあります。
「食べて痩せるダイエット」が一番無理もなく、自然な出来事なのです。