「満腹感」の時間差
毎日の食事で必ずUPするものがあります。
それは「血糖値」です。(糖質無の場合は増えませんが・・)
今までの話の中でもしてきましたが、血液の中の「糖質」が減ってくると、
お腹がすいて「空腹感」に襲われます。
そして、食物(糖質)を食べると、「空腹感」が「満腹感」に変わっていきます。
これは、食べた物が胃の中に入り、腸に行き排泄されるまでの過程の中で、
消化吸収によってブドウ糖に分解され血液によって全身に運ばれていく事で、
「満腹感」へと変わっていくのです。
感覚としては十分にわかりますよねっ!
誰でもが知っているのは、食べたものが排泄されるまでは、
「結構時間がかかる」と言う事は存じていると思います。
そして、この血液を通して全身にエネルギーが回る事、
これも「結構時間が掛かります!」
要は、脳が「満腹ですよっ!」って知らせてくれるのは、
食べてから、30分後位なのです。
ここに「時間差」が生まれます。
ここまで話せば私の言いたい事はわかりますよね・・・・!?
そう「食事はゆっくり食べましょう」なのです。
特にダイエット中は。
この「時間差」がある事で「食べ過ぎ」が生まれます。
食べている最中に「もう満腹だよ」と教えてくれればいいのですが、
そこは「本能」には頼らず、「考える脳」の方を使って下さい。自主規制です。
ただし、ゆっくり食べると、最初に食べたものから徐々にエネルギーに変わって行き、
「満腹感」を少しづつ知らせてくれます。
ゆっくり食べる事で、
体の必要以上に「食べ過ぎてしまう」と言う事が防げます。
「満腹感」を得たらストレスはたまりません。
これ以上は全然食べる必要はないですよね。
満腹になった後「もっと食べろ」と言われても逆にストレスですよね。
なので、出来るだけゆっくり食べる事で「自分の体が要求する量」
がわかってきます。
この「要求する量」がわかってくるとダイエットは成功に近づきます。
健康的な量でもあるわけです。
本当は「この位の食べる量で良かったんだっ!」て思えれば最高です。
ただ、ストレスがたまって自律神経が麻痺している時などは、気を付けて下さいね。
その時は本能ではなく自主規制ですよ。
「満腹感を得る量」がわかってきたら「糖質」を食べるスピードが多少上がってきても平気です。糖質を必要以上に食べなくなってくる為です。
でもやはり、最初の頃は体が慣れていないので、ゆっくり食べて下さいね。
今回は「満腹感」には「時間差」があります。という話でした。